知人が主催しているボランティア団体、GoodLife実行委員会が主催する、第6回東日本大震災支援チャリティー企画「とめ子の明日なき暴走」上映会に行ってきました。
とめ子はストリートミュージシャン。スネオは心に傷を持つホームレス、とめ子と出会い恋に落ち、とめ子の妄想に付き合うことに。二人の恋は、謎の心霊カウンセラーに導かれ、通り魔事件に巻き込まれ、意外な展開に…。
というイントロダクション。PSTDをテーマとした少し考えさせられる内容の映画です。
この上映会の企画が立ち上がった時点で、大阪のシネ・ヌーヴォで年末まで上映していましたが、その時は観に行くことが出来ませんでした。
誰もが心に傷を持っていて、その傷が自分自身の生活に何らかの影響を及ぼしているような。そしてその影響の出方が人それぞれであり、解決法も人それぞれ。
テーマが難しいだけに、観終わった後に前半をもう一度振り返って観たくなる映画でした。
劇中「世界はリズムでできている」という有山じゅんじさんのセリフがありますが、吉浦敦博監督が表現したかった世界の中で、それがひとつの解決法であったような気がしました。
上映後は、吉浦敦博監督、宮嶋麻衣さん、有山じゅんじさんによる舞台挨拶と、劇中に宮嶋さんと有山さんがそれぞれ歌っていた曲をライブで聴けて、さらにエンディングのライブシーンを生で再現されるという、本当に「スペシャルな」上映会でした。
また、上映会冒頭では主催者のこれまでの活動を振り返る映像の上映もあり、こういった無理のない活動を続けていくこと、そして少しでも自分も関わっていきたいという気持ちで会場を出ることが出来ました。
運営スタッフの皆さん、おつかれさまでした。
ありがとうございました。