実家のまみ

実家には三毛猫のまみがいる。

千葉の我孫子に住んでた時に、手賀沼公園にいた子猫。それが今や19歳。

あの冬の日に、鼻ちょうちんプクーとしてた子猫を連れて帰ったのが始まり。

千葉から三重に転居した際に、実家に預けた。

当時はまだ姉が実家にいたので、最初は姉になつき、その後姉が嫁いだ後は今は亡き親父になついた。

親父が他界した後、不思議そうに仏壇を眺めていたっけ。

今は実家で独り暮らしの母になつき、その心の支えになってくれている。

今日はほんの少しの時間だけど、実家で過ごせた。

自分も嫁も、そして子ども達が一緒にいるだけで癒された。

もう耳は聞こえないけど、顔を見れば近寄ってくれるまみ。

まだまだ長生きしてほしい。

そして、あの冬の手賀沼公園での偶然の出会いに、ただただ感謝。